自治体の概要
福島町は渡島半島の南端にあり、総面積は187.23kmで、東部は知内町、西部は松前町に、北部は桧山管内上ノ国町に隣接しています。
地勢は、北に大千軒岳がそびえ、南は紺碧の津軽海峡に面しており、地形は、総面積93%を超える山岳丘陸によって起伏に富み、これらの山岳・丘陸に源を発する大小の河川が町内を縦横して津軽海峡に注がれています。
比較的大きな河川の流域には、狭隘ではあるものの平坦地が開けています。
前浜は両端の町境まで、東は矢越岬、西は白神岬と、延長2kmの変化に富んだ、道南の知床と呼ばれる秘境の海岸線を有する道立自然公園を形成しています。
その他にも横綱千代の山・千代の富士の誕生地でもある町内には記念館も建てられており、夏には、九重部屋が訪れ稽古も見学できます。
また、本州と北海道が繋いでいる青函トンネルの記念館も建てられております。
特産品としましては、全国でも生産量最大級を誇るスルメが有名です。
観光案内
青函トンネル記念館
記念館の入り口を入るとトンネル工事の先端で活躍したトンネルボーリングマシーンが来客者を出迎えてくれます。
また、展示ゾーンは海峡の歴史から始まり、先人たちが築き上げてきた歴史や福島町と青函トンネルとの関わりや世紀の大工事の様子が、当時の工事基地模型や実際に使われた機材など再現され、当時の工事風景や工事に携わった人々の様子がパネルや映像で観ることができ、事前に要望があれば、団体のお客様のみ実際に青函トンネル工事事業に携わったトンネルマンのボランティアガイドのお話も聞くことができます。
横綱記念館
道産子初の第41代横綱千代の山と相撲界初の国民栄誉賞に輝く第58代横綱千代の富士の序ノ口から横綱までの努力や精進の様子や名勝負・名場面の映像など内容は盛りだくさんあります。
また、親方のお姉さんも横綱記念館に居りますので当時の詳しい話を聞くことができます。
その他には、建物正面に二人の銅像が威風堂々と建っています。
横綱の里ふくしま(道の駅)
福島町は全国の中でするめの生産量最大級を誇り、当道の駅内でも新鮮で肉厚なするめの商品をメインとし、その他真昆布や鮭とばなど数多く取り揃えております。
当道の駅おすすめ商品は、いかス海峡するめやするめ塩辛等です。
詳しくはホームページをご覧ください。


吉岡温泉ゆとらぎ館
特産のスギ材をふんだんに取り入れた施設で、スギの森を眺めながら湯舟を楽しむ大浴場の他、総檜づくりの露天風呂、泡風呂やサウナなど8タイプの入浴施設が整っています。
ふるさと町自慢
するめ
福島町は「するめ」の生産量最大級を誇り、津軽海峡近海で朝獲れた鮮度の良いイカで贅沢に製造したいかス海峡するめは肉厚で旨みが凝縮されているのが特徴で、その味は折り紙付きです。
その他にはするめ塩辛も大人気です。
真昆布
日本海の荒波と津軽海峡の急流で育てられた、福島町産真昆布は、昆布の中では最上級の黒口昆布です。
「松前こぶ」と呼ばれるこの地の真昆布は、最長2mにもなる肉厚の昆布で、香り・風味が高く特にだし昆布として珍重されています。
横綱しいたけ
道南の秀峰「千軒岳」の麓で育った身振りの大きいしいたけは「横綱しいたけ」と呼ばれ大人気です。
黒米(古代米)
古代より滋養強壮の食材として知られており、ビタミンや鉄分などが豊富な黒米「夢むらさき」です。
白米にお好みで混ぜて炊き込みます。もちもち感が特徴です。
祭事・イベント情報
北海道女だけの相撲大会
福島大神宮の末社であり女性守護の神様を祀っている川濯(かわそ)神社が創建五百年を迎えた際、約10年ぶりに行われることとなった奇祭「女だけの祭礼行列」の奉祝奉賛行事として、福島大神宮の境内土俵で始められました。
毎年母の日に開催しており、札幌や東京などから約60人の女性力士が参加し、熱戦を繰り広げ、それをユーモラスな仕切りで土俵をわかせる名物行司の馬乃助により会場が大いに盛り上がります。
九重部屋夏合宿
8月初旬から2週間という短い期間ですが九重部屋の力士達が横綱記念館の中にある土俵を使って稽古をしており、間近で親方と力士の迫力ある朝稽古の練習風景を観ることが出来ます。
やるべ福島イカまつり
「お盆」は里帰り、お墓参り更には学校や職場の夏休みもあり、多くの人が郷里に向かい、また、観光客の住来も盛んになる時期なのでそれに合わせて町民や帰省客、観光客などの交流の場なっています。
また、夏合宿で来ている九重部屋の力士もイベントに参加しており、一番人気のイベントはイカつかみどりで獲れたばかりの新鮮なイカを実際に自分の手で掴む体験ができます。
福島町例大祭
福島町の秋を彩る代表的な祭りが行われます。見物客を時代絵巻の世界へと誘う古式ゆかしい大名行列、奴行列、四ヶ散米行列が続き、その後を町内会の山車数台が町中を練り歩きます。
