みなほっの杜 南北海道地産物流協同組合
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南北海道広場 上ノ国町

自治体の概要

上ノ国町風景

豊かな森と天然の良港に恵まれ、日本海北方交易の拠点として栄え、長い歴史を重ねてきた町です。町の至る所に多くの歴史遺産がちりばめられており、中世をリアルに体感できる、北海道の故郷とも言えます。町名は15世紀ころ、北海道(夷島)南部の日本海側を上ノ国(かみのくに)、太平洋側を下の国(しものくに)と称していて、勝山館を擁し、日本海・北方交易の拠点として栄えたこの地に上ノ国(かみのくに)の名前が残ったことに由来します。

ホームページURL
http://www.town.kaminokuni.lg.jp/
市・町の木
ヒノキアスナロ
市・町の花
エゾヤマツツジ
その他シンボル
夜明けの塔

観光案内

道の駅上ノ国もんじゅ

道の駅上ノ国もんじゅ

はるか奥尻島をも望める雄大な日本海を眺めながら上ノ国の美味を楽しめるレストランと、上ノ国で生まれ育った農水産物を販売する物産センターからなっています。

レストラン「グルメブティックもんじゅ」では新鮮な魚介類をはじめとした地元の豊かな産物を中心とした食事を提供しています。

物産センターは地元の農家や水産加工を営む方が中心となって運営しており、店頭には、地元で採れた季節の野菜や山菜、ホッケを中心とした水産加工品、かたこもちなどの他、地元のイチゴを使った、作りたてイチゴジュースなども販売しています。

夷王山

夷王山

標高159m、檜山道立自然公園随一の景勝地です。山頂からは上ノ国市街はもとより日本海に浮かぶ大島の島影、江差町、せたな町方向へ延びる海岸線が一望できます。付近一帯には約500種の山野草が咲き乱れ、エゾヤマツツジの名所としても有名であるほか、季節によってフキ、ナラタケなどの山菜、キノコ類も多く自生しています。

また、上ノ国のシンボル「夜明けの塔」、国指定史跡「上之国館跡勝山館跡」、「勝山館跡ガイダンス施設」、「夷王山キャンプ場」なども存在し、イベント「夷王山まつり」の舞台でもあります。

上之国館跡勝山館跡(国指定史跡)

上之国館跡勝山館跡(国指定史跡)

北海道南部から東北北部に存在する多くの館の中でも代表的な館。松前氏の祖である武田信広が1470年頃築いた山城で、16世紀末頃まで、蠣崎氏の日本海側における政治・軍事・北方交易の拠点でした。

近年、中国製青磁や美濃焼碗・皿など5万点余りの国内外産陶磁器や金属製品、木製品など10万点余りの出土品、住居・井戸・空壕・橋などの跡が多数発掘され、百数十年にわたり殷賑を極めた「北の中世都市」の様子が見えてきました。また当時のアイヌの人々が使っていた骨角器も出土し、館の中にはアイヌも混在していたようです。

このように勝山館跡は日本海北方交易の様子や中世の生活様式を今に伝え、「北の中世」を語る重要な、興味尽きない史跡です。

勝山館跡ガイダンス施設

勝山館跡ガイダンス施設

模型や映像で勝山館をわかりやすく案内しています。中央に置いた勝山館の200分の1の復元模型は、正面のガラス越しに現地と見比べることで、より高い臨場感を得られるものとなっています。また、この建物の直下にある勝山館の人たちのお墓のうち、7基が発掘されたそのままに型取りして元の位置に再現されています。

旧笹浪家住宅(国指定重要文化財)

旧笹浪家住宅(国指定重要文化財)

北海道最古の現存民家で、北海道の日本海沿岸に残るニシン番屋の原型とも言われており、重厚な置き石屋根の佇まいが往時をしのばせています。笹浪家は上ノ国で代々ニシン漁を営んできた網元で、現在は主屋、土蔵、米・文庫蔵が公開されており、当時の生活様式を知ることができます。

ふるさと町自慢

ブラックシリカ

ブラックシリカ

国内では上ノ国町でのみ産出される貴重な鉱石です。天然ミネラルをふんだんに含み、遠赤外線、マイナスイオン等の様々なエネルギーを放射しており、水質浄化、農業、温泉と様々な分野で使用されています。

フルーツポーク

フルーツポーク

牛乳と果物を餌料として育てた豚肉で、クリーミーで脂が甘く、臭みがないのが特徴です。

円空仏

円空仏

寛文5年(1665)頃に北海道に渡った遊行僧円空(美濃の国出身)は、松前・蝦夷地を巡錫し、布教を行いました。なた一挺をもって仏像を刻むのに妙を得ていた円空は木端仏と呼ばれる仏像などをたくさん残しましたが、その仏像は慈悲に満ちた微笑みをたたえ、人々の心を和ませ信仰に導いたといいます。上ノ国町では現在6体の仏像が大切に祀られています。

石崎漁港トンネル(国指定登録文化財)

石崎漁港トンネル(国指定登録文化財)

港と外海との通航をトンネルで確保するという特殊様式の設計(トンネル式漁港)で、完成時の昭和9年は東洋唯一、世界でも珍しいものでした。外海の影響を受けることがほとんど無く、時化の時には近隣の港からも避難してきました。岩山を穿って築かれた、長さ4.5m、幅9mの半円断面コンクリートブロック造りで、坑門等に石材を用いています。漁船の大型化などにより、昭和58年に閉鎖されました。

祭事・イベント情報

エゾ地の火まつり

エゾ地の火まつり

海と山の神の出会いの伝説を再現した、町を代表する一大イベントです。クライマックスでは盛大に打ち上げられる花火をバックに、高さ5m、直径2mの巨大松明が豪快に燃え上がります。日中も手軽に楽しめる景品付きのイベントが盛りだくさんです。

日時:8月14日

場所:上ノ国小学校グラウンド

夷王山まつり

夷王山まつり

前夜祭では、地元の子供たちがたいまつを持ち、町のシンボルである夷王山を登る『たいまつ行列』が行われます。本祭では、夷王山特設会場及びその周辺を舞台に、歌謡ショー、歌謡大会、少年剣道大会、ばん馬大会、たこあげ大会、歴史探訪ウォークラリーなどが開催されます。

日時:6月第3土・日曜日

場所:夷王山特設会場他

上ノ國八幡宮例大祭

上ノ國八幡宮例大祭

松前藩が、上ノ国に敬意を表し、祭典の時にだけ、住民に御徒士姿が許されたことに由来する、江戸中期以来の伝統を誇る例大祭です。祭り囃子の音と共に登場する、裃姿の若者たちによる“御徒士行列”は「やー、来たり」と掛け声を上げ、大きく足を踏み出しながら、華やかな山車と神輿とともに町内を練り歩きます。

日時:9月中旬

場所:上ノ国町内

上ノ国町産業まつり

上ノ国町産業まつり

地場産業の振興を目的としたお祭りで、上ノ国町内の農家、漁師の方々の自慢の素材が集まります。当日のみのお買い得商品も多数出品される他、お楽しみ抽選会、乗馬体験、さけのつかみ取りなどのイベントも行われます。

日時:10月第1日曜日

場所:上ノ国町役場駐車場

食遊祭

食遊祭

上ノ国町で獲れた海の幸、山の幸を地元事業者が自慢の料理として提供する、食の祭典です。地場産食材の特産品化を目指した「我が家・我が企業のうまいものコンテスト」他、冬の寒さを吹き飛ばす熱い催しで会場は熱気に包まれます。

日時:1月第4日曜日

場所:上ノ国町民体育館

関連情報

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